たい焼き食べたい

BTSジンペンひよこクラブ並みの初心者です。日常や好きなことをひっそりと書いていけたら。

雨降りと晴れの境界線

なぜかタイトルを出していないのでそのままいくが、週末に観終わった。ラスト2話は入浴中に観るのはもったいない気がして、しっかりと体勢を整えて観た。

自分が最近謎にもやもやが続いていたことや、泣くぞという姿勢で臨んだこともあり、結構な勢いで泣いた。すっきりした。

まずはサブカップルのウノとソリ。もっとくっつく描写があるだろうと思っていたので、なくてびっくり。でもこれからって感じでかわいい。この二人のことを結構好きになっていた自分に驚いている。二人とも良い意味で主人公らしくなくてかわいい。

それからジウンとチェラン。ジウンの心がこれからゆっくりと雪解けていくのだと思うと泣けてくる。今まであれだけはねっ返り強いキャラで生きてきた(と本人は思っているだろう)から、なかなか素直になれないジウンだったり唐突に素直な部分を出してくるジウンを想像するとチェランの心臓大丈夫?と勝手に心配してしまう。まぁチーム長だったり周囲の人間はジウンが本当は優しい子だってことはわかってるだろうから、微笑ましくて仕方がないだろうな。私もジウンを見守る一員になりたい。

 

そしてウンとヨンス。自己肯定をなかなか出来なかった二人。この二人をみていると、自分のことをそのまま好きだといってくれるウンのような存在が自分にもいてくれたらいいのに、と思ってしまう。いいところも悪いところも腹が立ったりしても愛おしい。そんな風に誰かに想われてみたい。自分が自分を幸せにすること、誰かに穴を埋める役割を押し付けないこと。前提だとは思うけれど、完璧にできるわけじゃない。人間関係において選択を誤ったとしてもまたやり直せるし、それは失敗ではないんだと思いたい。人によってはそんなこと当たり前じゃないか、と言うだろうけれど、私の根底にはずっと「失敗したら関係は終わる」と怯える自分がいる。失敗したっていい、とだいぶ思えるようにはなった部分もあるけれど、恋愛に良い思い出があまりない…というか、楽しかったことよりも良くなかった思い出に焦点を当ててしまっているので、か。恋愛に対してそこそこいい年齢になっているのに臆病な自分がいる。何が正解?って。正解は二人で作っていくものなのに。

自分語りにそれてしまった。こうして感情移入しがちだった二人なこともあり、まぁ~~とにかく泣いた。お互いがお互いを受け容れ愛し、自分自身も成長していく。眩しかった。二人が家でいちゃつくシーン、理想的すぎるんだよなぁ。ウン⇔ヨンスの「好きな人に向ける目線」が甘く切なくてよかった。好きだなぁって漏れ出てしまう。ジウン→ヨンスの目線は切ない切ないほんの少し甘い、ぐっちゃりとつぶれた果実みたいな感じなのかなという感じだったが。

とまぁ、絶賛ロスである。あまりに好みの作品だったため、OSTを車内で聴いてまた切なくなり、次のドラマにまだ身が入っていない。

 

ところで、以前に「心に宿す」という表現を用いていた動画投稿者さんが、また別の動画内で「(好きだと思う相手にも)感情って大好きだけじゃない」という発言をしていて、その時の私にはとても刺さった。わかっているはずの言葉でも、それを耳にするタイミングで自分がちょうどほしかった言葉になったりする。(この時は他人に対しての話だったけれど)そうか、自分のことをひどく嫌いだと思う時間があっても、すべてを嫌いにならなくて、諦めなくていいのか。好きな部分もあっていいのか。それをひっくるめて「自分を好きでいる」としていいのか。ずっと掲げている目標なはずなのに、新しくきいたみたいな気分になった。こうして気付きは進んでいくのだと思う。

 

n月のジンくん、そろそろかな。ホワイトデーとかかな。